サウナの効果を【医学的】に解説してゆく
サウナって皆んな健康に良いからと言ってよく入ってますよね。でもそれってどんな効果があるかわかりますか？どうせなら効果を知って入ったほうが楽しめますよね！そんな悩みを論文や色んな先生等の意見を参考に解決していきましょう。
サウナで期待できる７つの効果
1.ストレス軽減
サウナ浴や水風呂・外気浴がマインド フルネスの役割を果たし一種の瞑想状態のようになりストレスが軽減すると報告されている(河邊眞好,2021)
2. 美肌効果
サウナに入ると血流が良くなり腸内環境を整え、老廃物を排出するためお通じも良くなり美肌に繋がります。
3. 疲労回復
上記と一緒でサウナでは血流が2倍ほどになると言われていて、そのため酸素摂取量が増加しエネルギー再生産を促し疲労回復の効果を高めます。
4. 認知症や心臓病などの罹患リスク軽減
循環器専門医・鄭忠和さんによると「低温のサウナで優しく体を温めることによって全身の毛細血管を拡張させ、血流が改善する」と言われている。この方は、『和温療法』という低温サウナでの心不全治療の創始者である。下記リンクを参考
心不全を改善！低温サウナ治療とは？ | NHK健康チャンネル
5. HSP増加
HSP（ヒートショックプロテイン）が増加すると免疫力があがる！身体内の細胞が高熱に曝されるとタンパク質は損傷するが、同時にHSPが増加。HSPには、タンパク質を修復するし細胞の再生を活性化して免疫力を高める効果があるとされています。
6.安眠効果
人間の体は、深部体温が徐々に下がると同時に眠りにつくようになっている。そしてサウナで上がった体温は下がりやすくなる性質を持っている。そのため低温サウナで深部まで温めることで、体は深部体温を手や足から放出し、深部体温を下げることで休息モードに入ります。睡眠の1.2時間前に低温サウナに入ることをオススメします。
7.減量効果
サウナに入っているだけで１時間に150kcalを消費すると言われています。さらにデトックス効果による新陳代謝が高まり長期的にみてダイエット効果があります。
高血圧な人は入らない方が良い？
高血圧の方は危険です。さらに降圧剤などを服用している方はさらに危ないのでお勧めしません。心血管外科医である渡邊剛先生は、高温下による超低血圧や血管内脱水により血液がドロドロになり脳梗塞や心筋梗塞などのリスクがあると仰っております。下記リンクを参考
https://president.jp/articles/-/57263?page=1
なので十分に気をつけて安全で正しいサウナの入り方をしていきましょう。
安全で効果的な入り方
基本的にはサウナ7分→水風呂1分→外気浴7分等が医者が研究で用いている安全な時間帯として行っています。ですが自分の無理のない時間でサウナに入り、水風呂は短く事や水風呂に入る前に少し水を浴びて慣らしてから入る等して行きましょう。
プラスαで効果アップ
サウナハット
髪へのダメージ・パサつきを防ぐ事や頭部を熱から守りより安全に入りのぼせなどを防いでくれる。そのため長時間の滞在が可能に！
オロポ
オロナミンCとポカリを1対１で割ったサウナドリンク！サウナ後や間の水分補給に最適でミネラルやビタミンを一気に補給できてこれさえあれば肌の調子もばっちり！
サウナフレグランス
ロウリュウではアロマ水などをかけて香りを楽しみながら行うのもサウナの醍醐味の一つ。でも無いところも多くあります。そのためタオルにフレグランスをシュッシュと香り付けることで自分の好きな香りをいつでも楽しめるアイテム！これは注意するのがサウナは自分だけの空間でなく他の方もいらっしゃるので周りに配慮をして使っていきましょう。
参考文献
・河邊眞好.サウナ浴が抑うつ・ストレスに及ぼす影響について.The Japanese Journal of Sauna,2021,vol1,p.12
・加藤.医者が教えるサウナの教科書,2020
