AB型ひげメガネの日記

私の好きを好きな人に

サウナは危険!健康の裏側に潜むサウナの危険性

サウナブームで健康習慣の1つとして毎日のように通ってる方も多いのでは?その反面、健康に悪影響がある、危ないと聞く事も多々ありますが何故でしょう。この記事では、基本的なものから意外に知られてない様々なリスクについて医者や論文などを用いて説明していきます!特にサウナ愛好家の方は必見です。

サウナで起こる体内の変化

まずは、サウナで起こる体内の変化を見ていきましょう。

サウナでは、急激な温度変化により交感神経を活性化させる効果があります。超高温化による皮膚刺激で交感神経優位となり心拍数の増加や血圧上昇を引き起こします。さらに最も強い刺激である冷水浴、血管が収縮しさらに血圧をあげアドレナリン等のホルモン分泌を促通していきます。

この過程の中で、発汗よる体内の水分を放出そして腎臓から分泌されるレニンの影響により血管の水分が放出されていきます。この脱水による症状が心臓や腎臓に影響を及ぼします。

サウナの行き過ぎで起こる影響

急性腎不全になる

脱水により腎不全になりやすいと内科医である森勇磨先生がおっしゃっています。『いやいや水分補給はサウナ出てしっかり摂ってるから大丈夫だよ』と思っている方もいるかもしれません。しかしその場での脱水症状により尿細管がダメージを受け少しずつ腎臓を傷付けている可能性があります。やがて腎機能低下により心臓や脳に悪影響を引き起こしてしまうかもしれません。下記リンクを参考

40歳からの予防医学 告知情報 | https://diamond.jp

脳出血心筋梗塞になる

超高温下における急激な体温上昇によりヒートショック現象が起き心臓に強い負担を要したり血圧の急激な上昇により脳出血等のリスクがあります。さらに発汗による脱水と高温下による熱中症なども併発してしまうと言われています。(Muhammad, 2015)

脳梗塞狭心症になる

脱水により血液がドロドロになり脳梗塞狭心症のリスクが高まる。人間の血液は体重の1/13と言われており、60kgの人なら4.6kg程しかありません。サウナは一回で300〜400mlの量が出ると言われているので、血管内脱水となって血液粘稠度が高まり脳梗塞や尿路結石、痛風などのリスクになると渡邊剛先生は言います。下記リンクをご参考。

「サウナで体調がととのう」はウソである…心臓血管外科医が心配するサウナに潜む4大リスク 体重が減るのは「血管内水分」が蒸発しているから | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

どのくらいでやり過ぎ?

『無理をしない』と言うところが原則!体調が悪い時には入らない等。人によりサウナの1回の時間は3~20分であったりするので、無理をしない程度の時間でやっていきましょう。水風呂は基本2分までで良いと思います。長い時間入ると血管へのダメージも大きくなってしまうので短く行っていきましょう。

サウナに安全に入るため気をつけたい事

ここまで読んで頂いた人はもう分かると思いますが、サウナでの危険なのは急激な温度変化と脱水症状。注意してほしいポイントはこちら

・サウナや水風呂に入る前はかけ湯やかけ水で体を慣らしてから

・水分補給は入った後だけではなくサウナ一回一回の前後でしっかり水分補給をする

まとめ

このような危険性を知り安全に健康的なサウナ生活を送っていきましょう!サウナは、もちろんやり方さえ守れば健康に良いものなので、自分自身の体調等に合わせ無理せずサウナを楽しみましょう!